安富祖貴子ニューアルバム

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<新作「マイ・ブルース」アルバムへの期待>

沖縄出身の気鋭ジャズ・ボーカリスト安富祖貴子の6作目のアルバム
「マイ・ブルース」が完成した。
昨年9月の発売「THE BLUES」(ザ・ブルーズ)から丁度満1年、
前作がSt.Louis Bluesを始めとするアメリカの新旧ブルースの傑作を、
彼女の渾身を込めたスピリットで歌い込んだアルバムだったことは、記憶に新しい。
新作のタイトルは、同じように聞こえるが、假名綴りの「ブルース」となっている。
然り、同じブルースでも、今回は日本人作曲の所謂「和製ブルース」が大半を占める。
しかも選曲が面白い。
古くは戦前の「別れのブルース」のような歌謡曲から、
戦後の「恍惚のブルース」の如き演歌、
更に1970年代のグループ・サウンズやロックバンドによるオリジナルブルースまで含まれる。
安富祖貴子は「THE BLUES」でアメリカのブルースの伝統を表現し
「マイ・ブルース」で和製ブルースの歴史をたどったことになる。
最近の日本のジャズ歌手の出すアルバムは数え切れぬ程多いが、
このような確たる企画性のあるアルバムは見たことがない。
しかも、安富祖貴子の場合、彼女のキャリアを仔細に観察すると、
歌手としての当然の原点回帰といえるのではないか。

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安富祖貴子/マイ・ブルース

クリック・試聴できます。

01.  横浜ホンキートンクブルース(藤竜也/エディ藩)
02.  沖縄ベイ・ブルース(阿木燿子/宇崎竜童)
03.  恍惚のブルース(川内康範/浜口庫之助)
04.  家へおいでよ(A.Bagdasarian/訳詞:渡舟人)
05.  別れのブルース(藤浦洸/服部良一)
06.  モーニング・ブルース(有馬三恵子/彩木雅夫)
07.  色彩のブルース(中納良恵/森雅樹)
08.  嘆きの街(A.Dubin/H.Warren)
09.  夜霧のブルース(嶋田磬也/大久保徳二郎)
10.  West Coast Blues(W.Montgomery)
11.  愚かなり我が心(N.Washington/訳詞:楠誓二/V.Young)
12.  バイ・バイ・ブルース(David Bennett)

Personnel
安富祖貴子(vo)
大隅寿男(ds)
関根敏行(p)
佐瀬正(b)
鈴木央紹(ts)
馬場孝喜(gt)
大隅卓也(as)

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